News(1998/7/23)
電子カルテバージョンアップのお知らせ(21日のニュースリリースに記事追加)**** このニュースは7月21日のニュースリリースに画面説明を追加したものです。21日のリリースは削除しました。*********
今月8日から10日まで、東京有明のビッグサイトで国際ホスピタルショウが開催され、DRSも出展し電子カルテのデモなどを行いました。そのときに、ショウの会場で使用した電子カルテをWebに公開しましたので、ご興味のあるかたは、本サイトからインストールしてお使いください。
大きな改良点は、テンプレイトの機能を強化し、所見の記述などを選択肢からワンタッチで入力することにより、カルテ入力の速度を大幅に向上させたことです。テンプレイトはXML形式で記述するテキストファイルで、ユーザーごとに最適なものにカストマイズできるようになっています。リストボックス、チェックボックス、ラジオボタン、を使用することができ、任意の位置に自由文章も書きこみできます。(カストマイズ方法のマニュアルは後日公開します)
操作画面のアニメーション風説明を、下に添付しました。
使用したご感想やご意見などのメイルを歓迎します。
まだ一度もDRSをインストールしていないかたは、homepageの左側にある「評価版インストール」ボタンをおして、注意書きに従い、最後の画面で「STD」ボタンを押して、DRSをインストールしてください。DRS一式が自動的にインストールされ、ホスピタルショウ版の電子カルテ(NB832.EXE)がインストールされます。
すでにDRSをインストールしているかたは、同様に評価版インストールボタンから進んで、最終画面で「UPD」ボタンを押してください。インストールプログラムが自動的にPC内のプログラムバージョンをチェックし、最新のものに入れ替えます。この際、データベースは更新しませんので、すでに記録されているデータはそのまま残ります。
なお、本電子カルテは、病名をプリセットから入力する機能に不具合があり、うまく入力できません。プリセットから入力をしてしまった場合は、いったん病名入力用のダイアログボックスを閉じれば、元に戻り、そのまま操作を継続できます。また、この不具合によりデータベースを傷つけることも、誤りデータを書きこむこともありません。病名を(プリセットではなく)検索して入力すれば正常に使用できます。
この不具合は、1週間以内に修正する予定ですが、ホスピタルショウでDRSブースを訪問いただいた皆様から、ショウのバージョンを早く試してみたいというご要望がたくさんありましたので、あえて公開しました。
ご質問は、以下までEメイルまたは電話でどうぞ。
drs@yuiconsulting.com 03-5951-2431
--------------------------- 操作画面 -------------------------------
ここで、青の下線のある「主訴」をペンでタッチすると(あるいは、マウスでクリック)、
のようにリストボックスがポップアップします。このリストボックスは複数項目を選択できますので、頭痛とめまいをペンでタッチ(あるいはマウスボタンクリック)して選択し、「OK」を押します。
すると、「頭痛」と「めまい」について、それぞれの把握するべき追加項目が表示されます(青の下線)。この例では、たまたま、頭痛とめまいに関する追加調査項目が同じですが、項目により異なった調査項目を表示することもできます。
青の下線は、さらに選択する項目ですので、ペンでタッチします。
「いつから」の選択項目に対応するリストボックスがポップアップしますので、ペンでタッチ(あるいはマウスクリック)することにより選択します。今度は、1項目選択のリストボックスですから、選択項目をタッチするだけでリストボックスは消え、入力完了です。(「OK」ボタンは不要です)
このようにペンのタッチだけで、次々に入力し、青い下線がなくなるとすべて完了です。赤のまま中断してもそのままDBに記録保存され、後日いつでも入力できます。また、一度入力した項目をもう一度ペンでタッチすると、リストボックスが再度ポップアップして、修正や取り消しができます。
選択により入力された文章の選択により入力された単語や短文の間にペンをタッチすると、WPと同様に自由文章をタイプすることもできます。
下線のない部分は、自由分入力です。
これで主訴の入力が完了です。どうようにして、所見など入力します。また、これらの選択項目は、テキストファイルで記述されたテンプレイトで定義されていますので、ユーザーごとにカストマイズできます。
以上