自家製剤、計量混合、麻薬/向精神薬/覚醒剤原料/毒薬劇薬、など、すべての加算を自動で行ないます。自家製剤加算や指導管理料等、請求判断が必要な物も画面に表示してユーザーに判断を求め請求もれを防ぎます。領収書や薬袋ラベルの印刷も行ないます。
薬歴は標準で20年の保存ができ、作業を続行しながら随時参照できます。薬歴簿印刷は、日々印刷、まとめ印刷の選択ができるので、空いた時間を有効に利用できます。また、前回印刷した位置を記憶しており、追記印刷ができるので、無駄な余白を作らない上、同一処方内容をくり返し印刷しないので、ページ数は少なく保管場所も小さくできます。
レセプト印刷中でも処方箋受け付けや薬歴照会が同時にできるため、患者が来局する日中からレセプト印刷が開始でき、残業が減ります。また、次の保険のレセプトを印刷しながら、その前に印刷した患者のデータ修正ができ、修正分だけをすぐに再発行できるので、淀みなく効率的に作業出来ます。もちろん、ワープロなどもレセプト印刷中に使用できます(※1)。
(※1)ソフトによっては同時使用できないものもあります
他の薬局への小口販売の請求書発行と売掛金管理ができます。また、分譲した量は在庫から自動的に引き落とされるので、在庫を正しく保てます。
例えば、月次集計の最中に患者さんがきた場合、集計プログラムは動かしたまま即座に処方箋入力ができ、患者さんの対応が終わってから集計業務を途中から継続できるので、時間を無駄にしません。
処方データを元に自動的に包装単位に変換して薬品の消費量を計算しますので、入庫だけを入力すれば完全な在庫管理が実現します。頻繁な在庫量のチェックをしなくても適正な発注が出来るので、作業が著しく軽減されます。毎回の購入時の価格を記憶しているので、決算時の在庫金額計算も瞬時にできます。
複数の保険を持っている患者や、複数の病院や科やドクターで治療を受けている患者でも、同一患者は一人として登録し、複数の保険/病院/ドクターを一度に入力できます。公費や労災についても同様。重複投与チェックなどが確実にできるだけでなく、入力の手間を削減します。
薬効に基づいて適合する指導文を幾つか自動表示しますので、その中から最適な物を選択すれば入力と印刷ができます。薬局独自の指導文や、服用法を登録して置くこともできます。
一剤入力するとその瞬間に過去の薬歴の中からこの薬が含まれた処方だけを表示し、二剤目を入力するとこれら二剤が同時に含まれる処方だけ表示します。同じ処方が過去にあれば、そのまま転写して入力は完了します。この方式により、入力しながら新処方かどうかを瞬時に判断でき、また、処方箋の書き間違いの発見に役立ちます。
たとえば、ある回数以上来局している患者さんや、逆に最近来ていない患者さんを検索したり、あるいは、今月誕生日の患者さんを検索して、ダイレクトメールを出すこともできます。また、患者さんは家族単位で管理されるので、家族のアレルギー体質なども発見できます。親切で面倒見のよい薬局であると患者さんから評価されることは確実です。
CD-ROMで供給される医薬品情報を操作中随時参照できます。処方入力途中で知りたい薬剤がある場合、それを入力画面上で選択してボタンを押すだけで瞬時にDIを参照できます。わざわざ、本を調べたり、特別な機械を設置する必要がなく、もっとも現実的なDI利用ができます。(オプション、近日出荷)
約15000品目の薬すべてを含んだマスターを内部に持っており、すべての薬の薬効を随時表示できます。また、ユーザーが標準投与量をセットすれば、随時参照できます。
処方入力や患者登録の途中でも、作業を中断することなくプリセット登録ができます。
すべての薬品の薬価原本を搭載しているので、患者さんの前であわてて薬剤の登録をする必要はありません。
マルチウインドウとマウスをベースとしたユーザーインターフェースを持っているので、練習をはじめて2日目から本格的業務をこなすことができます。また、滅多に使わない機能は使い方を忘れていることが多いですが、緊急に使用しなければならない時にマニュアルを見ることなく、直感で使うことができます。
レセプト印刷中でも窓口業務を並行して行なうことができます。さらに、ワープロ、財務経理ソフト、パソコン通信などを使用している最中に患者さんが来局した場合でも、それを中断しないでドクターソフトを使い、終了後に瞬時に元の業務に戻って中断したところから再開することができます。
ドクターソフトの内部に保存されたすべてのデータは、ワープロ、表計算ソフト、データベースソフトなどに渡すことが出来ます。これにより、独自の患者管理を行なうことや、ダイレクトメイルの自動作成ができます。
当初は小型のノート型、患者が増えたらLANで増設。業務量が増加してもそれまで使っていた機器はそのまま利用しつつ、順次能力をアップできます。専用のサーバーは不要ですから、PC2台だけで窓口能力は2倍になります。増設しても全く同一の使用法で、ソフト及び蓄積したデータもそのまま移行できます。
窓口と調剤室をLANで接続、同時並行で運用すれば効率的
すでにお持ちのPCをドクターソフト用に使用することができます(※2)。また、一般のかな漢字変換システムを使用するので、ひらがなカタカナどちらからも漢字変換できなど、PCワープロで慣れた方法をユーザーの好みで使うことができます。
(※2)使用できないPCや、部品増設が必要な場合があります。くわしくは(株)油井コンサルティングにお問い合わせ下さい。
包装単位で5000種の薬品を管理でき、毎回購入価格を記憶しているので、決算時の在庫金額計算も棚おろしだけで完全に自動計算されます。包装単位の在庫も処方と連動して引き落とされるので、在庫管理のためだけに必要となる入力作業は入庫入力だけです。
日別の薬使用量グラフだけでなく、1年以上も過去に遡って消費量がわかるため、適正在庫量や発注量が的確に把握できます。発注点を指示すれば、自動で発注量を計算し、さらに、発注単位を(例えば最低4瓶等)指定しておくことにより、自動的に切り上げ計算をして、予めセットした卸に発注書を作製します。ドクターソフトから直接FAXで発注することも可能です。また、6瓶入の箱がある場合、箱、瓶それぞれ個別に在庫をカウントし、瓶の在庫がなくなった時に自動的に箱の在庫をとりくずし瓶の在庫を6増加させます。
過去の消費量計算に加え、在庫薬剤の有効期限をチェックする機能により、有効期限切れのロスを防ぎます。また、ある薬剤を処方しているドクターをリストアップすることにより、ドクターの転勤などで不良在庫になる薬を未然に発見できます。同様に、特定の患者だけが使用している薬を発見することもできます。
日計表、月計表、未収金一覧表など経営に必要な帳票を備えています。さらに特別な帳票が必要な場合は、特別オーダーに応じます。内容は自由ですが、様式には制限がありますのでドクターソフト担当者にご相談ください。
医師会標準のレセプト用紙が使用出来るので、レセコン専用紙をつかう場合と比較して、消耗費が半分以下に節約できます(※3)。また、薬歴簿は、白紙に枠と内容を同時にプリントし、特別の用紙が不要になり低コスト。さらに、処方の重複印刷をせず、ページに余白があれば自動的に追記するのでファイルの保存も省スペースです。
(※3)当社比
機器購入、初期導入、トレーニング、日々の業務上の疑問、法改正、薬価改正、機械の故障、拡張の相談、などアフターサービスも一貫して(株)油井コンサルティングの指定販売元がサポートします。
パソコンから直接FAX送信できるだけでなく、パソコン通信が可能です。例えば、病院とのオンラインによる処方せんデータ通信、薬剤備蓄センターへの在庫問い合わせ、卸への発注等、可能性が広がります。
自動包装機と接続し、処方箋入力から包装までの完全自動化も実現できるなど、次々に発展していきます。ドクターソフトはレセコンのような用途を限定した設計思想ではなく、患者と医療に関るすべての生の情報を加工せず、用途を限定せず、あるがままに保存しているので、将来プログラムを追加するだけで自由な発展ができるのです。
「ドクターソフト」は(株)油井コンサルティングが使用権を持つ登録商標です。