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医院用機能

ペンで書く感覚の電子カルテがレセコンと融合

カルテをそのまま入力

医療行為をそのまま入力すると、ドクターソフトが自動的に請求の世界に変換し、丸めや加算を含めた会計計算を行います。ドクターは、カルテに記入するのと同じように画面に入力するだけで、診療記録を残すと同時に請求計算ができます。


データは安全に永久保存し、徹底的に再利用

ドクターソフトに一度入力するだけで、レセプト発行、処方箋発行、患者管理、患者検索、在庫管理、オーダリングなどすべての業務にデータが再利用されます。このため、院内の事務作業の大きな部分を占めるデータ入力工数をミニマムにできるばかりでなく、重複保存によるストレジの無駄遣いや、再入力による間違いを極限まで減らすことができます。しかも、患者さんの診療データを永久保存します。DBレプリケーション機能(※3)も持っていますので、長期にわたる医療データを極めて安全に保管できます。

(※3)DBレプリケーション機能
サーバで記録したデータを任意のPCにほぼリアルタイムでデータを複製する機能


紙のカルテと同様の柔軟性

ペンで自由に絵を描くことができます。描画ソフトを別途使う必要はなく、カルテ画面全面の任意の位置に描けます。薬処方の上にかさね書きもできます。画像、音声、ビデオをカルテ画面に貼り付け保存もできます。紙のカルテで可能なことはすべてできるばかりか、それ以上の「やわらかさ」を持っています。(ペンを使わずに、マウスで操作することもできます)


診療テンプレートを活用して高速入力

観察や判断の手順を、テンプレートとしてそれぞれのドクターに合わせて独自に登録できます。診察時には、そのテンプレートを使うことにより、紙に書くよりも高速に入力することも可能になります。さらに、登録されたテンプレートはXML形式のテキストファイルとして外部に取り出すことも、外から読み込むこともできるので、他のドクターと交換もできます。




まずドクターソフトに入力、あとでカルテに追記印刷

ドクターソフトに入力されたカルテ内容を、紙のカルテに印刷することができます。しかも、預金通帳の記帳のように、前回印刷された位置から自動的に追記印刷するので、無駄な空白部分を作りません。ある患者の全ページの再印刷や、任意のページだけの再印刷もできますので、効率よくコンパクトに長期にわたるカルテを管理、保存できます。また、データの修正、削除の履歴をすべて残すこともできますので、改ざんチェックもできます。


直感的で高速な入力操作

すべてのカルテ入力は、メニューから選択することにより可能です。また、薬剤などは「読み」で検索してカルテ画面に転記することができます。操作する上で暗黙の知識はほとんど必要がないため、特別な訓練をしなくてもドクターソフトを使い始めることができます。また、任意の診療日からのDO入力や、セット入力、セットの中からさらに項目を選択して入力する、など種々の場面にあった入力方式が用意されているだけでなく、DOやセットで入力してから一部修正/追加するような柔軟性をもっています。(事務員専用のコード入力方式も用意されています。)

ドクターだけでなく医療事務員の作業性も十分に考慮した医事機能

事務員専用の画面、完全コード入力、ワンタッチの患者仮登録、などで混雑回避

ドクターが直接入力するには電子カルテが適していますが、事務員の皆様向きではありません。ドクターソフトは、大量の入力を高速に行う事務員専用の入力画面と、レセコン同様のコード入力方式を備えています。「アリナ5*3+アバン*1*7」で1処方入力完了します。もし「アリナ5」が複数存在すれば複数の薬名がポップアップし、選択できます。また、「20R」(Rはリターンキー)の3タッチで自己負担20%の新患を仮登録して窓口計算でき、手が空いてから患者名や保険番号を入力できます。ドクターだけでなく、院内の事務作業を担当している皆様にも十分配慮した設計です。


カレンダー表示の上でそのまま入力/修正/計算できる

カレンダー上で実施日の列をマウスでクリックするだけで、まとめて入力できます。さらに、その上でレセプトと同じ一ヶ月分の請求計算ができます。計算結果は、細目が日ごとに表示されますので、いつ、どのような加算が発生したか、あるいは、入院料がいつから減額されているのか、一目で把握できる上、カレンダ上で直接修正することもできます。入院で特に便利ですが、外来でも使うことができ、レセプト発行前のチェック/修正に絶大な威力を発揮します。


すべての診療科と保険に対応し、保険切り替えもワンタッチ

歯科を除き、調剤薬局と入院を含むすべての診療科の請求計算ができ、一患者が複数診療科を受診した場合も、一人の患者が複数の保険や公費を持っている場合も、患者登録は一つです。保険の組み合わせに応じてプログラムが自動的に自己負担金を計算し、請求振り分けを行い、総括票を印刷します。労災保険にも対応し、1ヶ月を超えて任意の期間の請求計算が一回の処理でできます。また、面倒な保険の切り替えも、画面上でビジュアルに簡単にでき、過去にさかのぼって保険を変更したときには、自動的に患者負担金の差額を計算します。


計算の世代管理機能

計算対象の年月日により、その時有効な点数と計算方法を自動的に判別しますので、4月に法改正があった後で、3月分の再計算をするときなどにも、改正の時期を一切意識する必要がありません。たとえば、3月20日から4月10日の期間の入院請求をする場合も、計算は一度に行いますが、20-31日分は旧法律、以降は新法律に基づいた計算をします。


全国に対応した総括票

総括票は、ドクターソフトで決められた様式で白紙上に印刷するので、手動で転記する必要がありますが、小計などは各保険や公費にあわせて印字できるため、人手で計算する必要は一切ありません。導入時に設定することにより、全国のすべての保険と公費に対応できます。(ユーザーが座標を設定すれば国保総括票への直接印刷もできます。)


ドクターソフトは医療と経営を支援します

診療データの基本となるマスターは、標準規格を採用

病名のツリー表示薬、処置、検査、病名はすべてレセプト電算化対応の全件マスターを備えています。病名は、厚生省と日本医学会の監修による「診療科別標準傷病名集」を採用し、ICD10との互換性もあります。これらのマスターは意味ある傷病統計をとる場合に必須のものです。また、病名の分類をツリー表示する機能も備えています。


カルテ情報のエクスポート/インポート

カルテに記録された患者の診療情報を、XML形式のテキストファイルでインポート/エクスポートできます。また、Webサーバー経由でカルテ情報を参照する機能も備えています。インターネットでホームページを参照できる機器だけあれば、その他の特別な装置を一切使わずに遠隔地からカルテ情報を参照することができますので、必要性を指摘されながらもなかなか実現できなかった病診連携や地域的な患者データの共有が現実的にきわめて低コストで実現できます。通信には社会的に認められた暗号を使うことができ、ICカードや手書きサインによる本人認証の手段も提供しており、セキュリティーにも各種の配慮がなされています。


診察室で患者の待ち状態がわかるミニオーダリングシステム

患者さんの来院状況・待ち状況・オーダー状況・実施状況・予約状況を、すべてのワークステーションで参照できます。ドクターは、診察室に居ながらにしてPC上で待ち状況をモニターし、待っている患者のカルテをPC上で参照できます。また、スタッフへの指示も診察室から出せるので、診察を待たずに、紙のカルテが手元に運ばれてくるのを待つまでもなく、検査などの指示を出せます。さらに、わずかな時間を活用し、予約患者のカルテを画面上で参照して事前にプランを練ることも可能です。病院内の業務の流れをスムーズにするとともに、知的生産性を向上させるのに役立ちます。


薬剤相互作用や禁忌事項などの自動チェック

薬剤の相互作用や、病気/年齢/処置/妊娠などの任意の組み合わせに対して禁忌事項を自動的にチェックすることができます。チェックルールはユーザーが簡単に作成できます。カルテ入力時にリアルタイムにチェックする方法と、レセプト印刷前にまとめてチェックする方法が用意されており、投薬時のチェックやレセプト病名もれなど幅広く活用できます。(薬剤相互作用のルールDBはオプションとして提供しています。薬剤処置の適用病名のチェックルールは㈱東京エーアイエス http://www.tais.co.jpよりDRS用として別売りされています。)


どんな場合も一患者一登録、当たり前のことですが、、、

一人の患者が一病院で複数の診療科を受診した場合、あるいは、公費を含む複数の保険を使って受診した場合も、患者の登録は一人で一元的に扱います。このため、医療の観点からの患者管理の完全性が保証され、薬剤の重複投与なども完全にチェック可能になります。


その他:家族管理、カルテ連動の在庫管理、検査結果保存、薬剤情報DB、汎用帳票

患者は家族単位でまとめるので、ある患者の家族の病気、受診日、診療内容をすばやく確認できます。薬剤の在庫管理を処方と連動してできます。処方は包装単位に自動換算され、在庫は包装単位で入庫ロットごとに管理できるので、有効期限切れのチェックもできます。検査結果を保存し、エクセルでグラフ化できます。薬剤情報DBがオプションで提供されており、情報提供ができます。経営管理、患者管理のための集計表を自由に設計できる「汎用帳票システム」を備えています。抽出条件・縦軸・横軸・集計対象、をユーザがそれぞれ指定することにより、1400種類以上の帳票を作成できます。

オープンシステムで無限の拡張性と汎用性

大規模病院まで使える拡張性

それぞれのPCで稼動しているドクターソフトプログラム変更することなく、データベースサーバーをOracleやマイクロソフトSQLサーバーなどのヘビーデューティー用に置き換えることができます。端末台数が多く堅牢性が要求される大病院にもドクターソフトは対応できます。実際に600床以上の総合病院で稼動中。


使用機器も内部データも完全にオープンシステム(※1)です

WindowsXP、Windows7、のような汎用OSとAT互換機の上にドクターソフトは構築されていますので、本当のオープンシステム(※1)といえます。LINUX上のSQLサーバも使えます。ドクターソフトに蓄積されている患者や診療のデータは、すべてテキストファイルやマイクロソフトアクセスのファイルとして取り出すことができ、マイクロソフトアクセスやマイクロソフトエクセルなどの汎用ソフトに受け渡すことができます。データを活用して病院独自の集計、分析を自由に行うことができます。

(※1)オープンシステム
仕様が公開され、標準化が行われたコンピュータシステム。これにより様々なメーカーのソフトウェアやハードウェアを組み合わ せることができ、また、ハードウェア・ソフトウェアとも多くの関連製品が開発・販売できる。


ドクターソフトに必要な機器

PC AT互換機、デスクトップまたはノート型
基本ソフト Windows8/10 32および64ビット (Professional か Ultimate)。および、遠隔操作ソフト(ULTRA VNC)
メモリー 2GB以上推奨
ハードディスク 最低10GBの空き容量、500GB以上推奨
CPU 1GHz以上
バックアップ装置 DVD-RW、ブルーレイ(BD)など最低4GB
プリンター Windowsで利用可能なプリンタ

ペンタブレット

(株)ワコム

(※ペンタブレットは必須ではありません)

LAN

100BASE/1000BASE、有線/無線

ルーター

YAMAHA RTA55i、65i、RT57i、RT58i、NVR500

スマフォ/タブレット

Android バージョン1.6-4.1.2 フラッシュメモリー16GB以上 WiFi必要、電話機能は不要(iPhoneは対応していません)

ドクターソフトは、販売と保守方法も新しい

リモート操作による保守と法改正

ドクターソフトのインストール、保守サポート、法改正は、すべて遠隔操作で行います。ユーザーサイトに訪問をしません。現場でないとできない作業、たとえば、ハードウェアの設置と保守、配線、LAN設置、ブロードバンドインターネット機器設置、現地での導入講習などはいたしません。したがって、ドクターソフトを使っていただくには、ユーザーの皆様がご自分でハードウェアと基本ソフトについて最低限の保守をしていただくか、または、代行してくれる会社を使っていただくことが必要条件です。弊社が現地出張作業をおこなわないので、非常に安いコストで提供できます。(*ユーザーが行う必要のある作業と必要な設備の具体的な内容は最後のページをご覧ください。ハードウェアの設置と保守を代行する会社が必要な場合は紹介します。)


DBレプリケーション(※3)によるダウン時間のミニマイズ

ドクターソフトが稼動する任意のPCにDBのレプリカを作ることができます。メインのDBの速度に影響を与えず、バックグラウンドで数秒後れてトランザクションを反映します。ディスクのクラッシュだけでなく、サーバーPC自体の故障やサーバーのLAN機器の故障の場合も、レプリカに切り替えることにより、業務を中断する時間を最小化できます。遠隔操作で切り替えることも可能です。

(※3)DBレプリケーション機能
サーバで記録したデータを任意のPCにほぼリアルタイムでデータを複製する機能


ソフトウェアだけのレンタル販売、そして、内部データはユーザーのもの

ドクターソフトはソフトウェアのみのレンタ販売です。ユーザーが使っている限り、ソフトウェアのレンタル料金と保守料金を月々頂きますが、法改正やバージョンアップに際し、特別な費用は不要です。しかも、いつでもペナルティー無くドクターソフトの使用をキャンセルでき、それ以降の料金は発生しません。したがって、リース期限まで無理して使い続ける必要もなく、何時でも他のソフトに乗り換えることができます。さらに、使用中止した場合は、内部に保存されている、すべての患者や診療の情報はXML形式のファイルで仕様書とともにユーザーにお渡しします。


ユーザに必要なPCの知識

ドクターソフトを遠隔保守で運用するためには、次の例の作業を行うことができる程度の知識がユーザーに必要です。あるいは、代行するディーラやショップをユーザが用意してください。

  1. PC本体とは別にLAN機器(インタフェースカードやハブ)を自分で購入して、自分で設置、設定して使うことができる。
  2. PC本体とは別に、プリンターを購入し、自分で設置設定して使うことができる。
  3. PC本体とは別にモデムを購入し、自分で設定して使うことができる。
  4. ブロードバンドインターネットまたはモデムを使って、インタネット接続を自分で行い、WWWを参照し、電子メイルを送受信することができる。

遠隔保守でできること、できないこと

できること

  1. 法改正時のプログラムとマスターの更新
  2. ドクターソフトが正しく動かない場合の原因解析と対処
  3. プログラムやマスターのバージョンアップ
  4. ユーザーライセンスの発行/更新
  5. ドクターソフト一式のインストール

できないこと

  1. WINDOWSのインストール
  2. WINDOWS自身の故障の解決
  3. 通信の設定と通信の故障の解決
  4. LANやプリンターの配線
  5. ハードウェアの修理

DRS仕様

患者データ登録
患者登録件数 最大100万人
レセプト件数 無制限
患者データ保存期間 最長5000年
来院回数 毎日8回で最大5000年間
同日再来回数 最大8回/日
病名数 1万病名(修正履歴含む)/一患者
診療項目数 300項目/一日一患者
保険種類 250種類/一患者
患者番号 1000から始まる順序番号
別名 一人の患者に最大10種類の別コードを付与可能、63バイト以下の任意の文字列(全角、半角文字、数字含む)
住所入力方式 最下位地名を入力することにより、上位地名自動入力
患者検索方式 検索条件(性別、年齢、来院期間、非来院期間、処置、薬、病名、入院/外来、住所、保険、診療科、医師名、用法、所見文字列)をand検索。条件内はand/orで指定(例:(薬A or 薬B)and 薬C )
データ増加量 一日外来100人の診療所の場合、一年で40-50MB増加(画像、診療テンプレート除く)

マスター仕様
薬、処置マスター 厚生省マスター 約28000項目(保険薬剤すべて、診療項目すべて含む)、保険外診療項目含む約4万項目
病名マスター 厚生省マスター 約27000病名(全部位含む)
地名マスター 最大6万地名
診療科数 最大250
登録医師数 最大6万人
セット登録数 最大6万件
セットあたり項目数 最大300項目
セット方式 入力後は個別項目を修正/削除/追加可能。薬、処置など任意の項目を混在可能
薬のみ方登録数 最大6万種類
登録可能ルール数 最大65000ルール(1ルールに最大約21000項目を含められる)
保険種類 最大3万種類
薬、処置項目の別名登録 最大50種類/項目

LAN仕様
LAN台数 DRSサーバー利用の場合、最大30台。SQLサーバー利用の場合、300台以上(SQLサーバーの制約による)
利用可能サーバー DRSサーバー(M16)、Oracle、マイクロソフトSQLサーバー
排他制御方式 患者ごとにライトロック(参照は可能)

ルールチェック
ルールチェック方式 一項目入力ごと、一患者会計時、レセプト印刷前バッチ処理のいずれかまたは組み合わせを選択可能
ルール記述可能項目 病名、処置、検査、薬剤、薬剤厚生省コード、成分コード、性別、年齢、点数、当月点数、出産前後
ルール数 最大65000ルール
ルールチェック時間 1項目ごと、または会計時、約0.3秒(ルール数1700の場合)

会計機能
裏書き項目 大区分と小区分を選択。
データ修正時の負担金計算 差額を完全自動計算。差額は未収金/預り金として計上するか、非計上か選択。
同時に使う保険数 一患者同時最大4種類まで計算可能
カレンダー機能 最大項目数1000処方(4項目/処方なら4000項目)、同時表示日数1ヶ月、カレンダー上で保険計算を行い明細点数表示可能。
対応保険 社保(全種類)、国保(全種類)、後期高齢、自費、労災、自賠責、公害、全国各地の全公費、介護保険(様式2、5、7、10、11)、障害者福祉(様式2)、健診

窓口機能
再来患者検索方式 患者コード、生年月日、患者名、イニシャル
患者重複登録防止機能 漢字氏名と生年月日でチェック
複数診療科のマスター 診療科ごとの個別マスターを利用可能

印刷機能
プリンター Windows用プリンタ
印刷方式 オーバーレイ印刷、ベクターフォント

レセプト作成機能
電算レセ作成速度 外来/入院200-300人/5分

帳票、印刷物
領収書、カルテ頭がき、カルテ内容印刷、処方箋、薬剤情報、A4版レセプト、総括表(医保、国保、連記式帳票)、日報、月報、在庫帳票(棚卸表、消費量/入庫量リスト、棚卸金額表)、高額レセプト患者リスト、処置項目別点数集計、その他、MS-Access、MS-Excel、VisualBasicにより追加作成可能。

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