HOMEドクターソフトニュース

News(2000/12/23) マルチメディア電子カルテ新モデル発表


RE: NB832(マルチメディア電子カルテ)新バージョン公開のお知らせ

NB832の弱点である時系列カルテ表示を根本的に改良したNB832の新バージョン(いわゆる秋物)をベータ版としてWebに公開しました。http://www.yuiconsulting.com のプログラムインストール画面にて、「STD」または「UPD」ボタンでインストールできます。「DOC」ボタンによりユーザーマニュアルも更新されます。

<NB832ベータの位置付けと互換性>

現在、電子カルテは3バージョンあります。

A)現在市場で使っているもの

B)今Webからインストールされるバージョン

C)時系列表示できるようにした新バージョン(ベータ)

です。

BはAの単純改良版ですが、Cを使って患者データを記録した後にAをつかうと一部のデータがよめなくなりますので、Cを使うときにはBをセットでインストールします(BはCで記録したデータを読める)。

BはAと同じ構造なので、プログラムの安定度は高いですが、Cは内部が新しいので、まだバグがあります。

Cは現在ベータですが、3ヶ月程度で正式バージョンになり、その時点でA,Bはなくなります。

なお、2001年1月法改正対応版のNB832は上記Bです。法令改正に対応して一部仕様を変更したためです。(老人負担金計算のため、コメントの読みあがり機能を追加、会計画面に老人負担金表示を追加)

<832ベータの起動方法>

NB832ベータをつかうには、プログラムメニューから切り替えプログラムを起動して、ベータに切り替える必要があります。さらに、カルテシートテンプレートとして、「YC_YAKUZAI」「YC_KENSA」を選ぶとそれぞれ薬剤、検査が時系列表示されます。切り替えプログラムはテンプレートの入れ替えはしませんので、主導でテンプレートを選択してください。テンプレートを選択しないと時系列表示はしません。

使用方法は、ユーザーマニュアルをご覧ください。

 

<832ベータの主な新機能と改良点>

主な改良、機能追加を以下にリストします。改良点はもっとあります。詳細は、インストール後、.log をご覧ください。

-----------------------------------------------------------------------

nb832ベータ版でカルテの時系列表示ができるようになりました。

nb832ベータ版で検査結果の時系列表示できるようになりました。

nb832ベータ版で検査結果をカルテシートの処方オブジェクト上に表示、および入力できるようにしました。

doウインドウをファンクションキーで割り当てられるようにしました。ウインドウ番号は16です。

スクリプト実行機能を付け加えました。現在リリースしているのは、検査結果をEXCELで表示するスクリプトだけですが、今後は、紹介状など付け加えていく予定です。スクリプト実行機能を使うには、drs.ini の[nb1]セクションに

UseScript=1

と書いてください。スクリプトの登録、実行のためのメニューがカルテウインドウにつけ加わります。メニュー名は、nb832.exeでは、

”スクリプト”

nb632.exeとnb732.exeでは、

”実”

となります。

 

検査結果をEXCELに表示する機能を強化。標準値も時系列で設定できるようにした(途中で標準値が変化しても反映される)。結果表示は標準値からはずれる結果に色をつけて表示。グラフも、標準値上限下限が横一直線になるような正規化表示をする。(標準値男女差は次回のバージョンでサポート予定)

患者登録ウインドウのに表示されている患者頭書情報をテキストとしてクリップボードにコピーする機能を付け加えました。nb732.exeあるいは、nb632.exeの場合は、カルテウインドウメニュー”機・患者頭書コピー”を、nb832.exeの場合は、”編集・患者頭書コピー”を選択してください。

 

nb832で処方内容をクリックボードに書き出して、他のアプリケーションにコピーできます。doウインドウからもコピーできます。

今回来院分のカルテ入力後、カルテ修正メニューを選択したときに、記録を促すメッセージを表示するようにしました。

診療行為を入力しないで所見だけ入力した場合、”診療行為が入力されていません。所見だけ…”というメッセージ表示されて、”いいえ”クリックすると入力したデータが消えてしまう。このメッセージボックスに”キャンセル”ボタンを追加して、これを選択すると、入力内容を残して作業を続けれれるようにしました。

まだ記録していない検査の検査結果の入力をできるようにしました。マルチビューカルテ(ベータ版だけの機能です。)

 

変更履歴を保存する機能の不具合を修正しました。。

 

日付パーツに入力した日が記録されない不具合を修正しました。

外来入力モード、入院入力モードをはじめに指定できるようにしました。カルテメニュー・他・来院モード指定を選択すると、外来、入院を指定するダイアログボックスが表示されますので、そこで指定します。入院の場合は、

入院開始日、前回退院日などの情報も入力します。この機能を使えば入院料を入力しなくても入院として記録できます。カルテ修正時に、外来から入院に、またはその逆の変更もできます。

診療項目や薬剤を検索結果から選択して入力したとき、その項目が表示されるように自動スクロールするようにしました。

drs.iniの[nb1]セクションに

MMKAutoScroll=0

とかくと、この機能をOFFにできます。

カルテウインドウに入力された診療項目の選択を範囲で指定できるようにしました。SHIFTキーを押しながらクリックすると、前回クリックした項目から、今回クリックした項目までを選択します。

DO画面で未選択状態のリスト(青下線)の表示/非表示を切り替えるオプションをカルテ記入画面に追加しました。カルテ記入画面で【V/表示】-【R/do画面での未選択リストの表示】で【V/表示】か【U/非表示】を選ぶことにより、do画面の表示を切り替えることができます。この変更はdrs.iniに保存されるので、いったん設定すれば次回起動時以降でも設定は保持されます。なお、do画面からカルテ記入画面にコピーした際には非表示のリストはコピーされます。

スチームエンジンとしてレジストリ登録するときには、起動オプションに

/Register

とつけるようにしました。従来は、オプションのある、なしに関わらず、起動するたびにレジストリ登録していましたが、Windows2000では、権限の低いユーザでログオンしているとエラーが発生していまいます。この問題に対処するためにオプションをつけたときだけレジストリ登録するようにしました。

月末計算患者指定画面で、患者数が多い場合自動スクロールする。これは、2001年1月法改正版にて対処。

NB832の処方入力時に自動スクロールし、最終入力項目がかならず画面上に見える。

以上

 

*****************************************************

Hiromichi Yui, Yui Consulting K.K. +81-3-3227-7060

drs@yuiconsulting.com http://www.yuiconsulting.com

4-40-11 Kanzan Building 8Fl., Takadanobaba,Shinjuku-ku,Tokyo 1690075

*****************************************************

 

  • 資料請求はこちら
  • 無料試用版はこちら
  • デモビデオ