TO: DRS関係者各位
FROM:油井コンサルティング 岡本
DATE: 7/29/2004
RE: G00119 山梨県での 41公費と51公費併用患者の患者負担金計算、レセプト記載ルール

山梨県では、41公費と51公費併用患者の場合、41公費を優先します。

患者負担金計算では、41公費での医療費の給付をした後に、51公費の給付します。

41公費を優先するので、レセプトでは、公費@欄に41公費を、公費A欄に51公費を印字します。

YCが2004/7時点で知っている範囲では、

山梨県、東京都以外の都道府県では、41公費と51公費併用患者の場合、51公費を優先します。

(東京都では、山梨県と同様に41公費と51公費併用患者の場合、41公費を優先します。)

<条件>

主保険は、社保、国保同じ印字

第1公費 41老人は、すべて1割負担

第2公費 51特定疾患は、外来0円から定額と組み合わせ

<図解>

レセ印刷の請求点欄と一部負担金襴を下記の様に、AからEまで割り振って図解しま

す。

療 保    請求点 決定 一部負担金

養 険      A          

の @      B          D

付 A      C          E

 

<下記例にて2パターン>

1)下記の場合(全点数1000点が 全額41+51使用)

保険種 患者負担 患者一部負担  保険負担額

主保険  3割      3000円     7000円

41老   1割      1000円    2000円

51特   0割         0円    1000円

A=1000   B及びCは、同額で無記載

D=1000

E=0

2)下記の場合(全点数2000点が 全額41+51使用)

ただし、51は、保険論理コード10014で半額、10017で上限2250円のとき

自己負担金の定額は、1120円

保険種 患者負担 患者一部負担  保険負担額

主保険  3割      6000円    14000円

41老   1割      2000円    4000円

51特   定額     1120円     880円

 

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注意事項

山梨県で、41公費と51公費併用患者の場合に上記の患者負担金計算、及び、

レセプトの療養の給付欄の印字に対応するには、下記のファイルを使用する必要あります。

6/25/2004以降の医科レセプト印刷プログラム「getupa02.dat

7/29/2004以降の負担金計算プログラム「recept32.dll

7/29/2004以降の山梨県保険定義ファイル「hoken.ini

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参考資料

下記の資料は、平成10年6月時点の資料です。

平成10年6月時点の負担金計算ルールを元に記述されているため、平成16年7月時点の

負担金計算ルールとは、内容異なります。

しかし、「41公費と51公費併用時には、41公費を優先する」という考え方ついては、

平成16年7月時点も変わりないです。

 

以上