FROM:   油井コンサルティング 李
DATE:   7/4/2003
RE:     G00100 介護保険で月の途中で要介護状態区分が変更になった場合の請求方法と入力方法


Q1.月の途中で要介護状態区分が変更になった場合、どのように請求すればよいのでしょうか。

A1.例えば、2003年1月1日から2003年4月15日まで要介護状態区分1で、2003年4月16日から2003年10月31日まで要介護状態区分3の被保険者がいるとします。つまり、4月の途中で要介護状態区分が1から3に変更になる場合ですが、この場合4月の請求は次のようにします。

4月の介護給付費明細書は一枚だけ印刷し、要介護状態区分は月末時点のもの(この場合要介護状態区分3)を○で囲みます。また、給付費明細欄には、要介護状態区分1のときと要介護状態区分3のときでサービスコードが異なるサービスは、2件の明細情報として記載します。一方FD出力では、介護給付費明細書同様、要介護状態区分1のときと要介護状態区分3のときでサービスコードが異なるサービスは、2件の明細情報レコードとして出力し、その他のレコードは1件にまとまって出力します。要介護状態区分も月末時点のものをFD出力します。(この場合要介護状態区分3。)(以上、2003年7月4日に茨城県国保連介護保険課(TEL 029−301−1567)スガヤ様に確認)

Q2.Q1のように月の途中で要介護状態区分が変更になった場合、ドクターソフトではどのように入力すればよいのでしょうか。

A2.図1のように、介護保険を登録するウィンドウ上で、要介護認定タブに2種類の要介護状態区分を登録してください。

図1は、2003年1月1日から2003年4月15日まで要介護状態区分1で、2003年4月16日から2003年10月31日まで要介護状態区分3になった被保険者の入力例です。介護給付費明細書の印刷、FD出力はQ1の回答A1の通り行われます。

図1

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以上