FROM: 油井コンサルティング 岡本
DATE:9/26/2001
RE:D00005 DRSのLANクライアントPCは省電力モードで待機状態にしないでください
質問
XXXXクリニックへの納品システムでLAN接続で不具合がありましたので報告します。
構成
サーバ:エプソンダイレクトMT-4500
クライアント:IBM ThinkPad s30
接続:無線LAN
現象
ノートPCが省電力モードで待機状態になった後に起動すると
LAN通信エラーが表示され、nb832が「応答なし」で動作しなくなります。
その他にも通信エラーが起きたことがあります。(テンプレートやファイルを読みにいった場合)
サーバー側の動作状態は変更していません。
無線LANで接続する場合に特別に注意する点があるのでしょうか。
回答
<岡本20010926>
上記現象は、「無線LANで接続する」為に発生しているのではなく、
「ノートPCが省電力モードで待機状態に」なったために発生したと思われます。
原理
DRSでは、LAN通信中は、サーバークライアント間で5秒毎にお互いの通信先が
稼動しているかを確認するメッセージ(以降「ALIVEメッセージ」と呼ぶ)を通信してます。
DRSのLAN通信中に ノートPCが、「省電力モードで待機状態」になった場合、
「ALIVEメッセージ」のやり取りが滞り、サーバーPCは、クライアントPCが非稼動に
なったと判断します。
「ALIVEメッセージ」のやり取りが滞るため、上記問題が発生していると思われます。
お願い
ノートPCでDRSでLAN通信する場合は、「省電力モードで待機状態」にならないように
ノートPCを設定してください。
</岡本20010926>