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News(1998/4/2) 平成10年(1998)法改正対応保険計算プログラムと薬処置マスターの不具合対応お知らせ


1998年3月25日から4月2日までに配布しました法改正版プログラムとマスターに

A)処置薬剤マスター8項目の点数/論理コードの間違い
B)レセプト印刷プログラム、および総括票印刷プログラムが実行エラーを起こす場合がある
C)「寝たきり老人在宅総合診療料」に付随する注射薬剤の点数が算定されない場合がある

3点の不具合がありました。(不具合の詳細内容は、下記)

4月2日07:00以降に「UPD」ボタンにてアップデイトインストールしていただくことにより、保険点数計算関係のプログラムが更新され、上記B,Cは解消します。Aについては、「UPD」では更新されませんので、必要な場合は下記の方法により手動で修正していただくようお願いします。

なお、B,Cの問題についても、アップデイトインストールを行わずに、以下の方法で修正することもできますので、方法をお知らせします。

大変お手数で恐縮です。

−−−−−−−− 不具合の詳細と対処方法 −−−−−−−−−−−


A.「98/4法改正医科版マスタ」に関する間違いと対処方法。(以前お知らせしたのも含めてお知らせします。)


1.点数間違い

ID3 NCODE SEQ NAME                                       読み       現点数  正しい点数
173 18002 148     EFー胃・十二指腸                      いいえ    1130      1140
173 18002 149     胃・十二指腸ファイバースコピー    いじゆ    1130     1140

2.論理コード2(KU_LOGIC2)間違い

ID3 NCODE SEQ NAME                              読み     現値      正しい値
56 1890 0     中耳悪性腫瘍手術(切除)        ちゆう   51632      51633
56 1929 0     鼻副鼻腔悪性腫瘍手術(切除) びふく    51634     51633
56 1930 0     鼻副鼻腔悪性腫瘍手術(全摘) びふく    51634     51633
115 14 0       療養1群入院医療管理料(Ⅳ)   りよう   51985     51981
115 18 0       療養2群入院医療管理料(Ⅳ)   りよう   51981     51985

お願い
上記項目を使用しているユーザーは、法改正インストールを行った後で、「患者登録カルテ記入プログラム」を使い、日付けを98年4月1日以降にして、薬処置マスター修正画面で上記項目の点数、論理コード2を修正してください。(4/2以降にアップデイトインストールを行っても、マスターは修正されません)


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B.レセプト、および総括票印刷プログラム、「getu832.exe」が実行中にハングする現象とその対処方法。

現象:「getu832.exe」の実行モードを指定する画面で実行モードを指定した後にまれにハングする場合がある。

原因:「getu832.exe」の起動オプションの数が4以下の場合に、プログラムが意味の無いデータを読んでしまう。

    例:\drs\win3\getu832.exe getu.tmp /UISK /H /O

対処方法:起動オプションの「getu.tmp」の後ろに「/F」を追加する。

具体的操作手順
WINDOWSのプログラム起動メニューの「月末計算(レセプト、請求書)印刷」の中身を修正する。

「スタート」->「設定」->「タスクバー」->「スタートメニュの設定」->「詳細」と進み、エクスプローラ画面が表示されたら、「ドクターソフト」のフォルダーを開き、「月末計算(レセプト、請求書)印刷」を選択し左ボタンを押して「プロパティー」を表示すると、「リンク先」として、

        D:\DRS\WIN3\GETU832.EXE getu.tmp /UISK /H /O

のような表示が現れるので、これに

        D:\DRS\WIN3\GETU832.EXE getu.tmp /F /UISK /H /O

のように、「getu.tmp」の後に、「/F」を加える。「D:\」の部分は、ユーザーにより異なるが、変更しないでください。また、「/F」を所定の位置に追加する以外には、なんら変更しないでください。(/Fは必ず半角で記入してください)

(4月2日以降に「UPD」ボタンにてアップデイトインストールした場合は、この問題は自動的に解消しますので、上記手作業による対処は不要です)


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C.保険点数計算の間違いと、その対処方法。

現象:
患者登録カルテ記入プログラムにて、「寝たきり老人在宅総合診療料」の前に「調剤料(内服薬)」の薬剤と「注射料」の注射薬を入力すると注射薬の点数が算定されない。


例1 注射薬の点数算定されない
調剤料(内服薬)
 薬剤A       3T X 14
静脈内注射 28
 注射薬B 1本 <--算定されない(間違い)
寝たきり老人在宅総合診療料(院外処方せんを交付しない) 2600

例2 注射薬の点数算定される
寝たきり老人在宅総合診療料(院外処方せんを交付しない) 2600
調剤料(内服薬)
 薬剤A       3T X 14
静脈内注射 28
 注射薬B 1本 6<--算定される(正しい)

対処方法(4/2以降にアップデイトインストールをしない場合):例2のように「寝たきり老人在宅総合診療料」をカルテの上に入力してください。

(4月2日以降に「UPD」ボタンにてアップデイトするとこの問題は自動的に解消します。)

以上

ご質問は、以下までEメイルまたは電話でどうぞ。

drs@yuiconsulting.com   03-5951-2431

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