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News(2001/8/1) ドクターソフトカルテビューワを無料提供開始


ドクターソフトXMLカルテビューワを発表

<実用XMLビューワの提供>

DRSに保存された診療情報をフロッピーディスクやEMAILで別の場所に運んで、他のPCでカルテを参照することができる仕組みを開発し、提供を開始しました。

これは、XML表現の定義、DRSの最新版の電子カルテ、および、カルテビューワにより実現されています。DRS電子カルテは、患者のカルテ情報をXML形式のファイルで外部に取り出すことができます(エクスポートと呼びます)。エクスポートされたファイルは、フロッピーディスクやEMAIL経由で患者や他の医療機関に渡すことができます。エクスポートファイルを暗号化することもできます。

エクスポートファイルを受け取った患者や他の医療機関は、WEBで無料配布されるDRSビューワを使って、カルテの内容を再生することができます。受け取り側は、DRSを保有している必要はありません。

患者名、生年月日、住所、保険情報、傷病名、既往症、投薬、検査、処置、以外にシェーマの上に手書きの絵やコメントを記述したものや、外部から貼り付けた図表や画像も、標準のXML形式でエクスポートされます。これらは、電子カルテに含まれるすべての情報です。

DRSカルテビューワは、このXML形式の診療情報を読み込んで、元の電子カルテの画面を再現します。

エクスポートデータには、病名や薬剤検査処置名に厚生省の標準コードが振られており、また、XML形式定義とDTDも公開されているので、DRS以外のシステムでも内容を正確に読み取ることができます。

エクスポートファイルは圧縮することも出来るので、外来患者の20-30回分の手書きの絵を含むカルテをフロッピーディスク一枚に収納できます。(画像は省く)

YCは、このXML形式を誰でも使えるように無償で提供します。

<インストール方法>

ドクターソフト中のカルテ情報をXMLでエクスポートするには、ドクターソフトインストール画面より、「STD」ボタンを使って、DRS一式をインストールしてください。これにより、エクスポートの機能もインストールされます。すでにDRSをインストール済みの場合は、アップデイト(UPDボタン)でインストールすることにより、新機能が追加されます。

カルテビューワを使うには、同じく、DRSインストール画面より、「VWR」ボタンでインストールしてください。ドクターソフトのプログラムメニューとは別に、「ドクターソフトカルテビューワ」という起動メニューが追加されます。

XMLデータでカルテを参照するだけであれば、ビューワのみのインストールで十分です。

ドクターソフトインストール画面   

<使い方>

エクスポートは、マルチメディア電子カルテを動かした状態で、ドクターソフトメニューから「XMLエクスポート」を選んでDRSDEXを起動します。DRSDEXの画面は、ほとんど直感的に操作することができます。詳しい操作方法は、ドクターソフトユーザーマニュアル21章に記載されています。(ユーザーマニュアルは、プログラムのインストール画面からインストールできます)

ビューワも直感的に操作できます。DRSDEXによってエクスポートされたファイル名を指定し、暗号化されている場合は暗号を与えると、ビューワが元のカルテを復元して表示します。ビューワをインストールすると使い方のマニュアルも同時にインストールされます。

 

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Hiromichi Yui, Yui Consulting K.K. +81-3-3227-7060

drs@yuiconsulting.com http://www.yuiconsulting.com

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